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★ 篠塚澄子さんと行ったイタリア・ギリシャツアー 

マリア様の家の近く 
 
23,私が行きたかった聖母マリアの家(トルコ・クシャダシ)

そろそろ、この長いようで短かった2週間のスペシャルツアーも終りを迎えるころが来ました。
午後、船はバトモス島の後はトルコのクシャダシに停泊しました。バスに乗換えて最後のオプション観光(エクスカーションと呼んでいました)に出発したのは、午後の3時ごろでした。
バスはどんどん山間に入っていく。はじめて訪れる国、トルコ。
 この山道を登るにつれて、訳もなく涙がポロポロ流れ落ちて困惑してしまったが、到着してみたらそこが聖母マリアが晩年過ごされた場所だったことを知り、納得したという友人の話を聞いたことがありました。それも、スピリチャル繋がりの仲間5名で天草に行く途中、その話をしてくれた友人の案内で車に乗って本土から天草の橋を渡る間ずっと、スラバの歌うグノーのアベマリアをかけながらというのだから、それはあまりに効果抜群でありましょう。車に乗っていた5名は、それまでは面白おかしく笑いながら話をしていたのが、天草に差し掛かるや段々無口になり、皆の顔はそれぞれに涙でぐしゃぐしゃになってしまったのでした。聖母マリア・キリスト教徒・隠れキリシタン・天草、何か縁がある5人だったに違いありませんでした。そして、天草をその5名で訪れたことで、魂に残してきた傷を癒したような不思議な旅で、あんなに訳もなくせつない思いをした旅はあれがはじめてでした。
その時に、思い出したようにトルコの聖母マリアの家に偶然行かれた話をしてくれた友人がいなかったら、私はキリストの亡き後、トルコに聖母マリアが逃れたことすら知りませんでした。
 その話を聞いた時から、私はいつかその場所に行って見たいとあこがれていました。
そして、話を聞いた1年後にもう自分がその場所に行けるということが、どんなにギフトであるか感謝しました。
私は、全身の神経を集中して聖母マリアの家に行く時間を過ごしたはずでした。何かを感じ様と必死でした。しかし、涙の1滴もでませんでした。あれ?
バスを降りて、聖母マリアが過ごしたという小さく簡素な家には、マリア様が使われた当時のまま、かまどなどもありました。お墓は見当たりませんでしたが、柵をされた向う側、海を見渡せる場所あたりにあるのではないかと思われましたが、定かではありません。一目を忍んで、ひっそりとこの山間の、自然以外何もない場所で晩年を過ごされたマリア様の毎日を想像するには、私の想像力も人生の経験も浅すぎました。
今は、ここまで。またいつかもっと私が年老いてから、またここを訪れたなら、それは少しは解るかもしれない。また、私が何のためにここに来たのか、意識下ではわからないことでも、きっと何か大切な訪問だったのかもしれません。それを理解するには、私にはまだ無理でしたが、澄子さんとここを訪れることが出来たことが、スゴイと思うだけでした。
しかし、大切なのは今であることが解ってからだったからこそ、私はあの時何も感じなかったのかもしれなかった。聖母マリア様も「あなたは、過去はもういいわね。これから今に生きるのですよ。」と、そっと私の無意識に語りかけてくださっていたのかもしれませんでした。

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