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★ 篠塚澄子さんと行ったイタリア・ギリシャツアー 

バトモス島 
 
22、 "今"を生きること (聖ヨハネの教会 バトモス島)
 2003年4月16日New 


イタリアのナポリからポンペイの遺跡を見たのには、なにか必然を感じていた。
私の中の何かが呼んだように。
 私は、この旅に行く少し前から「前世療法」に再び興味を持ち始めていた。
何年か前に飯田先生の「生きがいの創造」などを夢中で読んでいたことがありました。
前世療法とは、今起きている課題や問題点の原因を、過去世で起きた出来事を思い出すことによって、治療するというものでした。自分の過去世はなんだったのだろう?と興味もあった。
3年くらい前にも、ある中年の女性がインドで、カルマの解消をしたいという話を聞いたとき事があった。その方は、ご自分のご主人とのカルマを完全に解消したいのだそうで、何故ならもうすでに亡くなられたご主人でしたが、生前ひどいことをされたので、もう来世では二度と会いたくないからだと云う事でした。
「でも、澄子さんは今はカルマなんて関係ないのよ。」と言ってらしたけど、本当かしら?」とおっしゃる。私もその時、「そうですよ。自分がもう良いと思えば、それで解消される時代になったらしいすよ。」と答えていたのに、また前世療法に興味をいだくなんて、いまさら逆戻りの様にも思えてもいた。
しかし、私の想像を絶するようなひどいアクシデントが起きたような人が、どうしてこんなひどいことがその人に起きてしまったのかを理解し、解決するには、前世療法がてっとりばやく、原因をしり、解決できる気がして、普段の顔の施術やマッサージといっしょに取り入れようと考えていたのでした。
しかし、それは、どこか気が重くなるような思いを引きずっていました。
 そんな、私の興味などは知る善しもないはずの澄子さんが、今度はやたらと私のそこにフォーカスを向け始められました。話をそらそうとしても、駄目で、何度もその話をがしてしまうようになっていくのでした。
 「あなた、私のツアーとか何度も参加したり、絵本のあとがきなど読んで、いったい何を学んだのかしら?ちっともわかってないじゃないの。」と澄子さんが言われる。
頑固な私には、ちっとも響いていない。その場を取り繕うように、ただ苦笑いする私でした。
 さて、バトモス島はヨハネが聖書にある「ヨハネによる黙示碌」を書き上げた島でした
クルーズ船から、小船に乗換えて島に到着し、バスで聖ヨハネがチャネリングした洞窟まで行く。(洞窟はそのまま、今は教会になっていて、たまたまその日は日曜日だったので、中でミサをしていた。
狭い洞窟の中に響く男性達の低い厳かな歌声。一人ずつ順番に聖ヨハネが座っていた場所のところ行く。
ミサの声が洞窟に重々しく響きわたり、効果抜群でした。静かに頭をたれて、お祈りをして、外にでる。
キリスト教徒ではないけれど、このような神聖な雰囲気にこころ打たれました。
その後、島を見渡せる場所まで、エーゲ海らしい白い建物の町を徒歩で登っていく途中、澄子さんが言われました。「私、次に生まれ変わったら、今よりもっと上手に生きる自信あるから、生まれ変わるの楽しみだわ。ねえ。そう思わない?」と。
そして、とことこと石段を上まで登っていかれるのでした。
私ははっとした。
今だって、普通の私から見たら、澄子さんは充分うまく生きていられるでしょうに、もっとうまく生きれるから、楽しみだなんて?それを聞いた私は、澄子さんがさらっと言われたことだけに、かえってその言葉が心に響いた。
前世療法などで、今生の悩みを探っている場合ではないな。と自然に思えた。
そのエネルギーがあったら、"今"にその活力を使うほうが気持ち良いし、有効だよね。
私も上まで登っていった。
白い家の向うにブルーの海が見えて、白い服と白いパラソルの澄子さんのくつろいだ笑顔。
私の何かがぽろっとはずれた瞬間を、その時の一瞬の情景すべで受けとめていた。
私はその時の感覚と情景全体を、一生忘れないだろうと思う。

上の文章にある、”私の何かがボロッと外れた瞬間”
の直後に撮影させていただいた、澄子さん
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