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★ 篠塚澄子さんと行ったイタリア・ギリシャツアー 

 
 
2002年4月26日 澄子さんと行ったイタリア・ギリシャの旅
 
〜10、世界の宝石、カプリ島
私達は夕方遅くにカプリ島に着いた。午後7時を過ぎていた。
前にも書きましたが、この季節 イタリアの日没は午後9時なので、辺りはまだ昼間の明るさ。 船を降りると、桟橋でスーツケースなど荷物を宿泊ホテルまで運んでくれるポーターのおじさん達がいる。ポーターにホテルの名前を告げ、荷物を預ける。 身軽になって、人間はフニコラーレ(ケーブルカー)に乗って上まで行く。フニコラーレが坂を登って行くにつれ、窓からカプリの町が臨める。青い海、断崖にそそり立つ白い家々。 フニコラーレの窓から登るにつれてカプリの風景が現われてくる。「私、ここ好きだわ。」と澄子さんが言ってくれた。やっぱり。うれしかった。 フニコーラーレは下のマリーナグランデ(船を降りた港)と上の町の中心の広場、ウンベルト1世広場を結んでいる。フニコラーレを降りるとその広場に出る。

カプリ島は大きく分けて2つの地区がある。1つはカプリ地区。もう1つはアナカプリ地区。
フニコラーレが停まるウンベルト1世広場があるのは、カプリ地区。そのカブリ地区に宿泊ホテルがある。 宿泊ホテルまでは、広場から徒歩で行く。車は通れないのだ。ホテルまでは左右に沢山のブランド店などが、これでもかと所狭しに並んでいたり、カフェのパラソルが色とりどりに迎えてくれる。狭い石畳の道をくねくね下って進むと正面に大きなホテルに突き当たる。そのホテルがカプリでは有名な5星ホテルクイシサーナだ。色んな国の旗がはためいていて真っ白な外観のホテルはいかにも豪華。このホテルの外のカフェでお茶していると、有名人の1人や2人にはすぐ出会えると言う。

私達は突き当たりを右折して、すぐ右手にあるホテルに到着した。広場からは徒歩で三分くらいか。 ホテルの名はレジーナ・クリスティーナ。クイシサーナと比べると、四星の庶民的な、良くいえば家庭的なホテルです。前にも書きましたが、カプリのホテル予約では苦労しました。この宿泊することになったホテルはリサーチのときに外観だけは見ましたが、泊まったことはなく中に入るまでは緊張しました。リサーチの時、ホテルの前を通って見たときの第一印象はパッとしないホテルというイメージだった。 最後までそのホテルに決まるのを抵抗していたが、結局ここになったのには何かの縁があるのだろうけど。 フロントで日本の旅行社が出してくれたクーポンを見せた。フロントの人はとても感じがよかった。まずは安心。中の雰囲気も明るい。これもOK。部屋に案内してくれた。4階建のホテルの4階と3階の 部屋に案内してくてた。場所もオーシャンビューの方だった。ベランダも付いている。バスも浴槽が付いてる。おまけにハイドロマッサッジョ(バプルバス)付き。部屋からの眺めはとてもいい。安心した。 何故なら、日本で交渉していた時、出発の前日まで旅行会社の人がホテルに連絡したが返事がはっきりせず 部屋のリクエストはしたものの、行って見ないと分らないとの答えだった。部屋を見るまでドキドキもの。 後で分ったことでしたが、このホテルの中でも一番いい設備で一番いい眺めのところを選んでくれたようで大変幸運でした。心配なのは、あとは食事だけ。

8時半にホテル内の1階のレストラン集合。カプリで始めての夕食。
のりがピシッときいた白いスーツをきた中年のカメリエーレ(給仕する男性)がテーブルを案内してくれた。 それは、とても感じの良い微笑みときびきびとした動きがプロの自信を全身にみなぎらせていて、カプリ のホテルの雰囲気を盛りたてていた。私はイタリアに来る度、こんなプロのカメリエーレに出会う度 心が浮き立つ。そして、ああイタリアに来ているんだな。と実感するものの1つであります。 以前ヴェニスのサン・マルコ広場でのカフェ・フローラでのこと。夏の昼下がり、外のテーブルにすわった。 それは、まるで自分が、映画「旅情」の中のキャサリン・ヘップバーンになった気分だった。 笑っちゃうのは、やはり目の前で生演奏している楽団が、あの映画そのままにタラーラ・ラ・ラ〜ララと始るヴェニスの休日をその時も演奏してくれて、ヴェニスにいる雰囲気を盛り上げてくれていたこと。 私のテーブルの前に現われたカメリエーレは、中年の背の高い背筋のすっと伸びたステキな男性だった。わずかに微笑む仕方がプロ的で、美男というとそんなでもないが、身のこなしが他の若いカメリエーレとは だんとつに違う。美しいと思った。この人はさすがだと思った。トレーを片手に去っていく後姿を、いつまでも目で追ってしまいたくなった。その日から、私はカメリエーレにうるさい。 このホテルの多分主任のカメリエーレもなかなか品があって合格。

話が脱線しました。が、しかし。ああ、やっぱり。このホテルはレストランからは海が見えないのだ。 かなり、これはマイナスであるけれど、出てきた料理はみんなとてもおいしい。食べやすい味だった。 1皿(プリモピアットから)ずつ順番に出てくる夕食はゆったりと時間が流れ、優雅なディナー。 澄子さんは、夕食にはまた洋服を着替えて登場。何時の間にか、手には新しいバックを持っている。 そして、みんながそれと分るように、さりげなく"見せる"のがすごくうまい。
「あら、澄子さん、いつの間にそんな素敵なバックをみつけたの?ステキね〜」
などと参加のTさんが驚く。 海の見えないレストランではあり、きっと何も言われなかったが参加の方は不満だったに違いない。 だが、すかさず登場する澄子さんのおしゃれなファッションの演出と楽しい会話がその場を和ませてくれた。 通訳のその子さんも会話に加わって、ひときわ盛りあがった。その子さんは話が楽しく上手だ。 デザートとエスプレッソ、紅茶を飲んで、夕食を終える頃には夜10時近くなっていた。

カプリの1日目のクリアゼーションは、澄子さんの部屋ですることになった。 その時、急に澄子さんがひとりひとりをヒーリングしてくれると言ってくださった。 カプリにいる間に順番に個人ヒーリングしていただけることに。ラッキー! 30分ほどのクリアゼーションとその後はみんな眠くて、お話も早々にそれぞれの部屋に戻った。私はその子さんと一緒の部屋。その子さんも和んだ様子で、部屋に戻って2人でビールで乾杯した。 カプリらしいタイル張りのお風呂で、バブルバスに浸かって、しばしおやすみ。

明日は、私の大好きな場所で、皆さんにどうしてもお見せしたい景色のあるところへ行く。
カプリの宝石たる由縁は、その場所にあると思う。
   
 
   
 
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